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生産者との取り組み
「生産者と繋がる」 という試みは実は以前からやっていました。
自社養鶏所の設立や契約農家との取引などいくつかやってみたのですが、
価格や条件の面から折り合いがつかず上手くいきませんでした。
「生産者の方と繋がりたい」と思う飲食店は多いと思います。食材費が異常に高騰している昨今、
飲食店オーナーであれば 生産者と繋がることで 「商品が安く仕入れられそう」、「ワケあり商品や
廃棄(せざるを得ない)食材が無料でもらえるかもしれない」 と思ってしまうのもごく自然なことです。
恥ずかしながら私もそちら側の人間でした。「自分たちが得ができればいい」 と安易な考えていたのです。
当たり前のことですが生産者の方々も生活があります。しかしその生活が脅かされ、離農する人が年々
増えています。多くの企業が自分たちの利益だけを考え、生産者側のことを考慮しないからです。
「安心な食材を安価でお客様に届けたい。しかしそのためには、まず私たちが生産者のことをもっとよく
知らなければならない。一方だけが得をするのではなく、お互いが利益を享受できる環境が必要だ」
そんな想いから現在は北海道赤井川村のシミルファームさんにて実際に畑を見学させていただいたり、
収穫を手伝ったり、農業体験を通じながら「生産者と繋がる」 という取り組みを日々進めています。
せいしゃ







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